2026年5月4日
高配当株の配当金はいつもらえる?権利確定日・支払日の完全ガイド
執筆: ただの会社員
結論から言うと、配当金をもらうには「権利付最終日」までに株を買う必要があり、実際に口座に入金されるのは権利確定日から約2〜3ヶ月後です。
初めて配当株を買ったとき、私も「権利確定日に持っていれば大丈夫だよね?」と軽く考えていました。ところが証券会社の仕組みをちゃんと理解していないと、「あれ、間に合わなかった…」という悲劇が起きます。今回は配当スケジュールを丁寧に解説します。
権利確定日・権利付最終日・権利落ち日の違い
まずこの3つの言葉の整理から始めましょう。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 権利確定日 | 株主名簿に載ることで配当権利が確定する日 |
| 権利付最終日 | この日までに株を買えば配当がもらえる”ギリギリの日” |
| 権利落ち日 | 権利付最終日の翌営業日。この日以降に買っても今回の配当は対象外 |
ポイントは「権利確定日の2営業日前が権利付最終日」という点です。
株式の受け渡しには約定日から2営業日かかります。だから権利確定日当日に買っても間に合わない。たとえば3月31日が権利確定日なら、3月27日(2営業日前)が権利付最終日になります。
私もKDDI株を買いたてのころ、「3月31日の権利確定日に買えばOK」と勘違いしかけました。新潟の地方サラリーマンとして株を始めたばかりの頃の話ですが、同じ失敗をする方は多いので要注意です。
配当金が口座に入るまでのスケジュール
「権利をとった!あとは入金を待つだけ」と思っても、実はここから結構時間がかかります。
▼3月決算企業の場合(代表例:NTT・KDDI・三菱商事など)
3月末(権利確定日)
↓ 約1ヶ月
5月中旬〜下旬(決算発表・配当額の確定)
↓ 約1〜2ヶ月
6月末〜7月(配当金 口座に入金)
合計でおよそ3ヶ月かかります。
中間配当がある企業(9月中間・3月本決算)であれば、年2回受け取れます。私が保有しているNTT(100株)やKDDI(200株)はまさにこのパターンです。KDDIは2024年実績で年間配当が1株あたり140円ですから、200株で年間28,000円入る計算です。
3月・9月・12月決算の違いと受け取りタイミング
日本株は決算月によって配当の受け取り時期が変わります。
| 決算月 | 権利確定 | 配当入金目安 |
|---|---|---|
| 3月決算(最多) | 3月末 | 6〜7月 |
| 9月中間配当 | 9月末 | 11〜12月 |
| 12月決算 | 12月末 | 3〜4月 |
| 6月決算(少数) | 6月末 | 9〜10月 |
日本株の約7割が3月決算のため、6〜7月に配当が集中しがちです。一方で12月決算企業(例:イオンなど一部小売)や、9月・6月決算企業を組み合わせると、年間を通じてバラけた受け取りが可能になります。
毎月配当を受け取るポートフォリオの作り方
「配当金を毎月もらえたらいいな」は多くの投資家が思うことです。国内株だけでは難しいですが、工夫次第で毎月受け取りに近づけられます。
▼実際に私が意識している組み合わせ
- 3月・9月配当:NTT、KDDI、三菱商事、積水ハウス
- 12月・6月配当:イオン(苦笑…含み損-29.9%ですが)
- 毎月分配に近い形:日経高配当50ETF(110株保有。年2回だが高利回り)
- 米国株・ETF:S&P500系の投資信託(NISA積立)で補完
さらに本格的に毎月配当を狙うなら、米国の連続増配ETF(VYM・HDV・SPYDなど) を加えるのが定番です。米国株は3・6・9・12月の四半期配当が多く、銘柄の組み合わせで毎月受け取りも現実的になります。
新NISAで受け取る配当金の課税関係
「NISAなら配当も非課税でしょ?」——実はここに落とし穴があります。
▼NISAの配当課税まとめ
| 受け取り方法 | 課税 |
|---|---|
| 株式数比例配分方式(証券口座受け取り) | 非課税✅ |
| 配当金領収書・銀行振込など | 課税される❌ |
NISA口座での配当を非課税にするには、必ず「株式数比例配分方式」を証券会社で設定しておく必要があります。これを知らずに「ゆうちょ受け取り」などにしていると、約20%の税金が引かれてしまいます。
私自身もSBI証券で設定を確認済みです。NISAで保有しているKDDI・三菱商事・NTTなどの配当は全額非課税で受け取れています。副業ゼロの会社員だからこそ、こういう細かい設定で手取りを最大化することが大事だと実感しています。
投稿者の所感
配当スケジュールは一度理解してしまえば毎年同じリズムで回るので、カレンダーに「権利付最終日」を登録しておくだけで失敗がなくなります。私はイオン株300株を抱えて含み損-29.9%という現実がありますが、それでも年2回の配当はちゃんともらっています(笑)。まずは1〜2銘柄から始めて、配当が口座に入るあの感覚を体験してみてください——それが長期投資を続けるモチベーションになりますよ。
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